東京の山奥、奥多摩へ

みなさんは夏といえばどんな過ごし方をしていますか?
海、花火、お祭り等に出かける人もいれば、暑すぎる日々を冷房の効いた部屋で快適にだらける過ごす人も多いかと思います。私はほとんど部屋で過ごすタイプですが……それでも定番のお出かけ先があります。それが東京都の自然公園施設、「山のふるさと村」です。

というわけで、今回は今年も家族旅行で訪れた山のふるさと村をご紹介。

山のふるさと村入り口
山のふるさと村 ビジターセンター前

山のふるさと村、通称「山ふる」は東京都の北西部に位置する奥多摩町にある都立公園。奥多摩湖の湖畔の豊かな自然に囲まれた自然公園施設です。ただの公園ではなく、BBQ場やテントやケビンでの宿泊所もある場所です。私の家族は年に一度の家族旅行として、連休を使ってこの山ふるのケビンサイトに毎年宿泊しています。今年でなんと21回目。毎年欠かさず訪れているので、初めて来てから21年目という常連です。

というわけで今年も猛暑の中訪れた山ふるは、日向はさすがに暑いけども日陰で風が吹けば外でもそこそこ涼しい気温。自然いっぱいの中の山を登り、宿泊場所のケビンを目指します。

ケビンサイトへの道の自然
自然いっぱいの園内
ケビンサイト
目的のケビンサイトに到着

いわゆるログハウスのケビンは炊事場やBBQができるテラス付き。ただ、山の中ということで電波も微妙(ドコモはたまに入る、ソフトバンクは完全に圏外)で、テレビも無い場所。都会の喧騒から離れた平穏な時間を過ごすことができます。

さて、せっかく訪れた山ふる。何をするかといえばもちろん……。

ノートパソコンでリプレイの文字起こし
リプレイ執筆!(第三話の文字起こしが終わらない……)
ノートパソコンで作曲活動
作曲!(まだまだ練習中)
タブレットでマンガ
マンガ!(こういう時に電子書籍は荷物にならなくて本当に便利)
布団でおやすみ
寝る!(代理出演:イリオモテヤマネコさん)

……全くもって山奥に来た意味の無いことしかしてません。
仕方ないのです。もう21回も来ていれば特に目新しいこともなく、インドア派で散策も特にする気の起きない私にはグータラ過ごすのが一番なのです。

それでも毎年来ているのはこの自然いっぱいの空間が好きだから。それに家族揃って旅行するのもこの時くらいです。何か特別なことをするために来るのではなく、ただただこの環境に身を置きたいがために毎年可能な限り参加しています。

もちろん全く外に出ないわけではなく、少しは出かけます。園内の奥多摩湖の湖畔までみんなで降りて魚を見たり涼んだりしながらお昼ご飯を食べるくらいはします。

奥多摩湖の湖畔から
都民の大事な水源、奥多摩湖

ちなみに奥多摩湖の正式名称は小河内貯水池(おごうちちょすいち)。小河内ダムで作られた貯水池で、水道専用貯水池としては日本最大級なのだとか。小河内ダムも巨大で一見の価値ありな場所ですよ。湖畔では魚の影が見えたりアオサギが飛んでいたりと良い風景。トンボ等の昆虫もたくさん飛んでいて楽しい場所です。

私はもうグータラ過ごしてばかりですが、園内は多くの自然を楽しめる素敵な場所です。様々な動植物が見られたり、付近の山の登山や湖畔の道を散策したりできます。園内の施設ではインタープリターの方の自然についての解説が聞けたり、色々な展示品を見たり、木工工作を楽しんだりと楽しみいっぱい。私も最初の方はとてもお世話になりました。

ナナフシ
(個人的に思う)山ふる代表昆虫、ナナフシ
道路を横断するサル
運が良ければサルとかも見れます(遠くから見るだけ!エサは厳禁!)写真は4年前

園内の自然を満喫したら、夕方のお楽しみはもちろんBBQ! ……というか宿泊中は毎晩BBQです。
今年は去年に引き続き海鮮物のBBQに挑戦。魚の塩焼きやサザエの壷焼き等を食する。美味い。もちろんお肉も食べました。

BBQでサザエの壷焼き
サザエの壺焼き

いつもと同じ家族の集まりでも、場所が違えば雰囲気も違うものでいつもは話さないことを喋ったりと和気あいあいと夜の時間も過ごします。眠くなったら就寝。

そんなこんなであっという間に過ぎた三泊四日。特別なことをしなくても、過ごした時間はやっぱり特別な時間だったかなー、なんてことを思いながら帰路についた夏でした。

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